愛する人の自死を通して〜私は生きる〜

父の自死を通して見つめた人生、命、生きる、死ぬ、の探求

悲しみよ、こんにちは

喪失体験の調査でなにを喪失をするのが最もつらいかという論文があります。

・死別

・離別

・肉体的自己(体の一部、健康)

・所有物

・ペット

・環境

 

この順番にショックの度合いが大きいとのこと。

また死別の中でも、伴侶、子、親などで心理的ショックの影響度が違うとされています。あえて順番は書きません。

 

でもこれはあくまでただのデータの一つで、一つの参考にはできるけど基盤にはならない。

だってあなたの、わたしの悲しみは自分自身だけのものであって、他者と比較するものでもないし、たとえ同じ家族でも想いは千差万別。

 

あの人はあんなにつらいのに、

あの人はあんな境遇なのに、

あの人はあなたと同じ体験をしたのにもう前を向いているの、

だからあなたも頑張りなさい

 

こんなことを言われとても傷ついたことがある人も多いはずです。

震災でも町や住民、はては国までみんな復興ムードで、一人悲しんでいることが後ろめたいと感じてしまう人も少なからずいます。

 

確かに他者から言われるときつい、あまりにきつい。

でもこれ、自分自身が自分に向かって発した言葉ならどうだろう。

あの人もあんな体験をしてるんだから、わたしも頑張ろう。

 

これなら少しは心強いものになるかもしれない。

それが自死遺族の集いであったり、SNS等での繋がりであったり。

 

わたしたちはみんな違うけれど、でも自殺で大切な人を失ったというただその点のみにおいては同じ体験をした。

 

もっともタブーと言われているている死である「自死」、「自殺」。

 

悲しみは消えない

それが愛だから

 

後悔、自責は消えないよ

それはあなたに、それでも生きていてほしかったから

 

わたしは死なないよ

それはあなたが生きた「命」を肯定したいから

あなたの分まで生きるなんて大層な思いは微塵もない

あなたに早く会いたい思いは一時も消えない

それでもわたしは生きるのよ

 

それはあなたと出会えた「命」の肯定だから