自殺の定義

ごく当たり前に使われる「自殺」。しかしその定義はみな同じなのだろうか。 きっと自死遺族とその他では全く捉え方は違うはず。 自死遺族は自殺を「追い詰められた死」と捉え、自殺という文字列を嫌い、「自死」と表現することが多い。 「自殺遺族」という文…

「怒り」の変貌

怒りはたくさんある。 だからといって今の自分の何もかもを社会のせいにする気はない。 社会の、誰かのせいにしても誰も自分の人生に責任はとってはくれない。 しかし「自己責任論」のみに帰結するのとも違う。 守れなかったもの、大切にしきれなかったもの…

自死遺族会、参加のすすめ

遺族会の参加したい、でも… そんな声、何度も聞いたことがあります どんなところか不安、 話す自信がない、 話を聞く自信がない、 行くと言って行けるか自信がない きっと不安を挙げればきりはありません そして行けば必ず「良いもの」になるとも限りません …

あなたの 私の 流した涙は、空へと 雲へと 雨へと変わり 

流した涙の数パーセントは蒸発してお空に昇ってくんだってそれが雲となり、雨となり地上に降り注ぐその循環が80年って宇宙を研究してる学者さんが言ってたよ赤子の頃に流した雨は80歳になったら巡りあえるかなあなたの流した涙にも80年後にあえるのねあなた…

心がいのちを守っているんだ

誤解を恐れずに言う。全てを否定できるのなら死んでもいいのかもしれない。星空や山々、海原、草花など自然の美しさ、猫や犬の愛くるしさ、ケーキやチョコの美味しさ、ラーメンの絶品さ、お酒の旨さ、愛する人の幸せ、世の子たちの幸せ、いつもの布団と枕。…

先輩も後輩もないけれど、どうか見つけられますように

自死遺族に先輩も後輩も当然ないけれど、どんな月日を過ごそうと、日を重ねるごとに新たな自死遺族は増え続け…。やはり急性期が一番つらいのは間違いない。その人たちがいち早く何かの場を見つけることが大切。ツイッターでも遺族会でもいい。癒されはしない…

あの日の自分に言いたいこと

あの日の自分に言いたいこと・泣く事に罪悪感を抱かなくてよい・慌てて何もかも捨てなくてもよい・人に無理に伝えようとしなくてよい・言葉に敏感になりすぎず流す・かまってちゃんになってはダメ。かまってもらうどころかどんどん人が離れていく・悲しみと…

わたしの一部を作った本たち

Twitterのフォロワーさんから、「どういった本や映画を見て、今の思考に辿り着いたのですか」という質問をいただきました。 本は子供の頃から好きで、毎週図書館で10冊以上は借りて読み漁っています。 気に入った本や図書館にない本、専門書は購入します。 …

置かれた場所に執着せず、綿毛のように

置かれた場所で咲きなさい 作者: 渡辺和子 出版社/メーカー: 幻冬舎 発売日: 2012/04/25 メディア: 単行本(ソフトカバー) 購入: 40人 クリック: 1,131回 この商品を含むブログ (61件) を見る 内容紹介 「時間の使い方は、そのまま、いのちの使い方なのです…

悲しみよ、こんにちは

喪失体験の調査でなにを喪失をするのが最もつらいかという論文があります。 ・死別 ・離別 ・肉体的自己(体の一部、健康) ・所有物 ・ペット ・環境 この順番にショックの度合いが大きいとのこと。 また死別の中でも、伴侶、子、親などで心理的ショックの影…

【喪失体験による7段階の悲哀のプロセス】あなたのつらさ、苦悩、自責、虚無感の抱擁こそが、あの人への「愛」 

自分より大切な人を自殺で失うということ 自分より大きな存在であった人を自殺で失うということ かけがえのない人を自殺で失うということ 自分の分身のような人を自殺で失うということ 体の一部が、半分が、いえ、魂そのものが失くなってしまった感覚 海の底…

自殺の実態

平成29年の自殺者数は21,321人。 毎日約58人が自ら命を絶ったということです。 つい数年前まで、10年間近く自殺者数は3万人超えでした。 自殺者数は減っているとは言え、未成年は増えているという現状、20〜30歳までの死因は1位は「自殺」です。 また15〜19…

ブログ久しぶり更新&Reborn

久しぶりの更新となりました。 更新というより、全ての記事を一旦削除し新たに書き始めます。 このブログの目的は、自分の体験してきた人生を、「過去の自分、今の自分への投げかけ」を通して、誰か一人にでも何らかの羅針盤になってもらえたらという願いと…