自死遺族会、参加のすすめ
遺族会の参加したい、でも…
そんな声、何度も聞いたことがあります
どんなところか不安、
話す自信がない、
話を聞く自信がない、
行くと言って行けるか自信がない
きっと不安を挙げればきりはありません
そして行けば必ず「良いもの」になるとも限りません
深く傷つくことはないはずですが、
雰囲気が合わなかったり、たまたま合わない人がいたり…
遺族会の多くはしっかりとルール作りをしており、例えば、
・無用な励ましはしない
・話したくない場合、無理に話す必要はない
・宗教・スピリチュアル系等の勧誘禁止
・原則は遺族のみ
・メモ、SNS等で内容の口外禁止
などなどです。
大部分が自死遺族当事者である運営者らでルールを定め研修会等に参加し必要な知識を得て、遺族会参加者にもルール遵守をお願いします。
過去一度、そのようなルール度返しの会に参加したことがあり多くの人が憤慨していました。しかし意外に私にはあれはあれで良かったかなと思える節もあり、人にとって善悪は一概には言えないなぁと思いつつ、それでもなお大事にすべきは一人ひとりの多様性を慮ることではなく、多くの人が傷つかないベースとなる決まりごとを徹底することです。
「会に行けば必ず心が軽くなる」
「絶対に行くべきだ」
ということはありません。
しかし行きたいなぁと思って躊躇しているくらいなら、エイヤッと踏み出してみてもいいと思います。場所としては安全な部類なので。
会社や学校、友人よりも自死遺族になったばかりの人たちには特に安全度は高いはずです。
意外と近しい人の何気ない言葉に傷つけられることが多いのが自死遺族ですので。
地域によっては一つしかなく、選択肢がないこともあります。
また地元だから嫌だという人もいます。
私が知るいくつかの会では遠方より来る人もいますし、
別の予定のついでに立ち寄った人もいました。
「行きたい」という気持ちが僅かでもあるのならば、
そっと一歩出してみるのもいいかもしれません。
たとえ直接行けなくても、サイト等で連絡を取り合ったりもできるところもあります。
自死遺族の会が、苦しんでいる遺族の一助となってくれることを強く強く願います
下記のリンクは、私も少し関係した団体で、おそらく今も自死遺族当事者のみで各会は運営されていると思います。
会員による自死遺族の自助グループ – 一般社団法人 全国自死遺族連絡会
無理せず、そっと気が向いたときに覗いてみてください。