先輩も後輩もないけれど、どうか見つけられますように

 

先輩も後輩もないけれど、人を失ったときの心の流れはある程度同じで、それがどこで繰り返し、いつまで繰り返すかというリズムや長短が違うだけ。

 

急性期の興奮状態は、まさに初期だけの反応で興奮していた分、落ち着いたあとの落ち具合は想像を絶する。

 

この時期に支えや拠り所、共通の体験をした人ととの共有や分かち合いがあれば、心は崩れ切りはしない。

 

ネット、特にSNSが普及したおかげで同じ境遇の人や、会の情報の手に入れやすくなったことはいいこと。

 

ただSNSは毒にもなる。遺族会でも全てがすべていいわけではない。

精神科や心療内科、カウンセラーもそう。

 

適度な距離と、過度の依存に注意しながら、何かにたどり着いてほしいと切に願います。

ちなみに私のときは、mixi全盛期で「自死遺族の集い」というコミュニティがあり、そこに救われました。

 

実際に付き合いがあった方も数人いました。

本当に、本当に救われました。

 

そういう場と、どうか出会えますように。